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Custom shoes

オーダーシューズ


シューズもオーダーで。

足は第二の心臓と呼ばれる重要な器官です。サイズの合わない靴は疲れたり健康を害するだけでなく、姿勢を悪くしスーツを着たときの立ち姿をも損なってしまいます。
また「おしゃれは足元から」という言葉があるように、クラシックスタイルにおいて靴はスーツ以上に重要なアイテムです。
多様なデザインの靴の中から、いつ履くのか、どんな服に合わせるのか、厳密なルールのある紳士服の世界ではTPOに合わせて靴をチョイスするのは、なかなかに困難なことです。
洋服屋である私たちがオーダーで靴のご注文をお受けする意味。それはスーツ、ジャケット、パンツ等、他のアイテムとのトータルコーディネートを考えたご提案ができることです。

オーダーシューズ

Custom shoes

¥42,000(税込¥46,200)

MADE IN YAMAGATA、拘りの職人技

当店のオーダーシューズは国内でも有数のファクトリーである山形県の宮城興業製。宮城興業さんは国内外の著名なブランドのOEM生産を請け負うファクトリーで、その技術は卓越したものがあります。
オーダーに関しては履き心地、耐久性、製品としての安定性、全てに優れたグッドイヤーウェルト製法に拘り、1足ずつ丁寧に作り上げています。

多彩な選択肢

オーダーの醍醐味は好みの色やデザインで世界で自分だけの1足を作り上げること。
3種類のラストを基本に数十種類の革と数十種類のデザイン。数種類の底とディテール仕様で無限の選択肢をご用意しています。
クラシックでビジネス用にはもちろん、繊細な洒落感のあるものや無骨なブーツまで、きっとこんな靴が欲しかった!という1足を選ぶことができるはずです。

あなたの足にあった1足を

オーダーのもう一つのメリットは足のサイズに合わせて作ることができること。当店のオーダーシューズは基本がパターンオーダーで、フルオーダーのようにお一人ずつ木型を作ったり、仮縫いをしたりすることはありません。
ただし基本サイズにレングスとウィズの幅が多様にあり、試着サンプルを履いて頂くことにより、出来上がりのサイズ感をイメージしやすいという良さがあります。
さらに当店のパターンオーダーは一般的な限られた設定されているサイズを選んで作るだけというシステムと違い、のせ甲という補正を駆使して当たる部分を解消したり、甲の高さを調整したりしますので、理想に近い履き心地を実現しています。

シューズができるまで

裁断

STEP 01裁断

裁断

革は自然素材。原皮それぞれに特性があり、部位それぞ
れに方向性があります。革一枚一枚を丹念にチェックし
パーツを型入れし、切り出していきます。

縫製

STEP 02縫製

縫製

ポイントはより立体的にまとめること。
ステッチもデザインの一部。一針一針、丹念に縫い上げます。

つり込み

STEP 03つり込み

つり込み

ラスト(靴型)に中底を仮止めし、縫製されたアッパーを
まとめていきます。
履き心地を左右する重要な工程。
手を添え緩みのないようにラストにフィットさせていきます。

スクイ縫い

STEP 04スクイ縫い

スクイ縫い

つり込まれたアッパーと中底に立てたリブにウエルト(細革)
を縫い付けていきます。縫い目は表に出ないもののグッドイ
ヤー製法の根幹であり、この構造が丈夫で安定感抜群の履き
心地を生むのです。

出し縫い

STEP 05出し縫い

出し縫い

細革とソール(本底)を縫い上げます。
クッション材になるコルクとシャンクという背骨の役割をはたす部材をしっかりサンドし、外観にも大きく影響する工程です。

コバ削り

STEP 06コバ削り

コバ削り

コバ(底のサイドエッジ)を高速回転する刃物で削りだします。
定規はなく職人の勘が全てです。
張り出させてボリュームを出したり、削り込んで華奢に仕上げたり、技が光ります。

コテ掛け

STEP 07コテ掛け

コテ掛け

削りだした革に熱ゴテを当てて面を作り、インクを塗り磨き上げます。
底面のオーナメントもまた熱せられた様々なコテで飾られていきます。

仕上げ

STEP 08仕上げ

仕上げ

工程中に付いた油や汚れを洗い落とし、クリームをつけて磨き上げます。
その後、敷革を貼り紐を通して出来上がりです。

完成

STEP 09完成

完成

最後に入念なチェックを受け、完成です。

シューズギャラリー